2020.06.17
04 パッケージができるまで
パッケージができるまでの工程をご紹介します。
①ヒアリング
パッケージづくりは、商品やお客様について知ることから始まります。どんな商品なのか、特徴、サイズ、販売方法、お客様の思いをうかがい、商品についての理解を深めます。 また、ご予算やスケジュールのご希望も確認します。
②見積もり・契約
ヒアリング結果をもとに、概算見積もりを提出します。ご契約後、制作に入ります。
③ポジショニングを策定
競合商品、ヒット商品やトレンドなどの市場調査を行います。競合商品との違いを把握し、どのような点を訴求するのか検討します。市場でのポジショニングを考え、商品にふさわしいパッケージを検討します。
④ターゲットを明確にする
どのような人がどんなシーンで、どのように商品を選ぶのか、 どんなメリットを求めて購入するのか考えます。男性向け、女性向け、大人向け、子供向けなど、ターゲットによって、デザインの方向性は大きく変わります。年代、性別、ライフスタイルなどを想定し、ターゲットを明確にします。
⑤コンセプトを定める
商品の特性やターゲットを考慮し、パッケージデザインのコンセプトを定めます。シーンや使い方、訴求ポイントを考え、コピーやデザインの方向性を定めます。
⑥素材や形状を検討
商品に合わせて素材やパッケージの形状を考えます。 商品の形や大きさ、重さによって、適切なものを選びます。
サイズや形が決まっている既製品のパッケージ を使用する場合と、オーダーメードで制作する場合があります。オーダーメードでは、箱や容器などの設計、型の作成から行います。
素材の色や質感、強度や機能も考慮します。コストとのバランスを考えることも大切です。
⑥デザイン
ターゲットやコンセプトに沿って、 高級感、カジュアル、上品、ポップ、など 目指すイメージを定めます。
色使いや文字の配置、原材料などの情報掲載、箔押しなどの特殊加工、その他さまざまな要素を整理し、検証します。
⑦校正
デザイン案を提出し、お客さまと校正を行います。デザインに合わせて素材などの見直しも行います。
オーダーメードの場合、箱などのサンプルを制作し、大きさや形を確認します。ご希望やご予算によって、色校正や実際の素材を使ったサンプルを用意する場合もあります。
デザインの修正や調整を行い 、お客様とイメージを共有します。
⑧印刷・加工
デザイン確定後、印刷や特殊加工、組み立てなどの作業に入ります。
⑨納品
完成したパッケージは、ご指定の場所へ大切にお届けいたします。納品後、いよいよお客さまの商品のデビューです。商品をより魅力的に見せるため、店頭での陳列の仕方やディスプレイなどもアドバイスいたします。
シリーズ展開やサイズ違いのパッケージ制作などのご要望にもお応えします。お気軽にご相談ください。